3. 挨拶 文例
大往生といえる最期 (子)
本日はお忙しいところ、父の葬儀にわざわざご御会葬くださいまして、誠にありがとうございました。
またご鄭重(ていちょう)なご弔意(ちょうい)、 ならびにご厚賜(こうし)を賜りまして厚く御礼(おんれい)申 し上げます。
明治生まれの父は、家督をゆずりまして以来二十年、悠々自適のうちに過ごしておりましたが、昨日明け方△△病院で眠るがごとくに○○才の生涯を閉じました。
若い時からさまざまな苦労も味わい尽くした生涯ではありましたが、まさに幸せな大往生ともいえる 最期であったことは、子として何よりの慰めでございました。
父が晩年を豊かに過ごすことができましたのもひとえに皆様方のご厚情(こうじょう)の賜物(たまもの)と深く感謝いたしております。
これからは残されたもの力を合わせて父の遺志を受け継いでゆきたいと思います。
これまで同様のご指導とご鞭撻(べんたつ)をお願いいたしまして、お礼の挨拶といたします。

家業の後継者として (子)
皆様には、大変ご多忙中にもかかわりませず、またお暑い中を亡き父・●●■■の葬儀に、かくも多数ご参列(さんれつ)下さいましてまことにありがとうございました。私は、長男の一郎でございます。
喪主(もしゅ)として一言ご挨拶を申し上げます。
父・■■は○○県○○市で●●家の長男として大正○年○月○日に出生いたしました。 商業を卒業後東京に出て丁稚奉公の後、祖父が創立した現在の●●株式会社に入社。
昭和三十年に同社を引き継ぎまして以来、幾度(いくど)の変転(へんてんの)後、今日に至っております。社業がこれまでに発展できましたのも、ひとえに皆様方のご厚情(こうじょう)のおかげと感謝しており
ます。
七十五年悔いない涯をおくって、故人も満足し、かつ感謝の念をもってあの世に旅立ったことと存じます。父に成り代わりまして心からお礼申し上げます。今後は残った母を大切にし、家族心を合わせて父の遺志を受け継ぎ社業発展のため身を捧げる覚悟でございます。
亡き父同様、ご厚誼(こうぎ)の程(ほど)、お願い申し上げまして、お礼の言葉とさせていただ頂きます。
どうもありがとうございました。

お見舞いのお礼も (子)
本日は大変お忙しいところをわざわざお参りをいただき、ご焼香(しょうこう)を賜(たまわ)りましてまことにありがとうございます。
父の生前中は何かとお世話になり、ありがとうございました。これからは兄弟皆仲良くし、母を大切にして立派な家庭を営み、父にも安心していただきたいと思っております。
今後とも亡き父同様のご指導、ご鞭撻(べんたつ)をお願いいたしまして、 ご挨拶にかえさせていただきます。
本日はお忙しいところ、父・●●の葬儀にお運び下さいまして、まことにありがとうございます。 父の生前中は何かとお世話になり、まことにありがとうございました。
又本日は多くの皆様方にお見送りいただき、父もさぞかし喜んでいる事と思います。
故人になりかわりまして厚く御礼(おんれい)申し上げます。
父は定年後には町内会の役員などをお引き受けして、毎日を楽しく暮らしていましたが ちょうど五年前に胃腸を患いまして、以来入退院を繰り返しておりましたが
半年前から寝たきりとなりまして 一昨日、家族の見守るなか○○病院にて息を引き取りました。 これからは残された私達一同力を合わせて頑張っていく所存でございます。
父亡き後も変わることの無いご指導、ご厚情(こうじょう)を賜(たまわ)りますよう心よりお願い申し上げます。
出棺に先立ちまして、ひとことお礼を申し述べご挨拶に代えさせていただきます。
本日はどうもありがとうございました。

急逝 した様子をのべる (子)
本日はお忙しい中、またお休みにもかかわりませず、かくも多数のかたがたにご会葬(かいそう)たまわり、 まことにありがとうございました。また会社の皆様方や先輩、友人のかたがたからは心のこもったご挨拶を賜(たまわ)り、故人もさぞかし喜んでいる事と存じます。生前中のご厚誼(こうぎ)に厚く御礼(おんれい)申し上げます。
父は勤勉実直な人で少しの時間もじっとしておれない性格でございました。
朝は五時におきて調べ物をし、夜はいつも十二時過ぎまで机に向かっておりました。
そんな無理な生活の積み重ねが祟たたったのか、一昨日脳溢血で突然意識不明となり、 私達が病院にか駆けつけた時にはもう意識が無く、そのままかえ帰らぬ人となりました。
まだ六十一歳の元気だった父がよもや亡くなろうとは思ってもいませんでした。 今は、ただただ、一生懸命頑張っていかねばと思うばかりでございます。
まだ若輩でありますので、これまでにも増してご指導とご鞭撻(べんたつ)を 賜(たまわ)りますようここに切にお願い申し上げご挨拶と致します。
本日はどうもありがとうございました。

老妻 に苦労させた話 (夫)
本日はご多用のところ、皆様方には亡き妻のために、わざわざご会葬いただきまして誠にありがとうございました。 おかげを持ちまして葬儀も滞(とどこお)りなく終えさせて頂きました。
皆様方の暖かいお心に見送られて、妻もきっと喜んで浄土(じょうど)に赴(おもむ)いた事と存じます。
生前から色々とお世話を頂きました皆様方に、故人に成り代わり厚くお礼を申し上げます。 妻は行年(ぎょうねん)七十三歳。わがままな私に四十年間もよく仕えてくれました。
これといった趣味も無く、ただ黙々と働いている姿を思い出しますと、もっと好きなことをさせてやっていたらといまさらながら後悔の念が沸き上がってまいります。
おかげさまで娘も孫達も元気でいますが、とりあえず私はよそ様にご迷惑のかからぬよう 妻の位牌(いはい)を守ってこの家で生活するつもりでございます。
どうぞ、これからも変わらぬお付き合いの程をよろしくお願いいたします。
どうも本日はありがとうございました 。

若くして旅立つ妻に (夫)
本日は、お忙しいところ、妻・●●の告別式にご参列下さり最後までお見送り下さいましてありがとうございました。
また多くの方々より御弔意ならびにご香典を賜りましたこと、この場をお借りしまして厚く御礼申し上げます。
私どもが結婚いたしましてから二十年、二人の子もやっと私どもの手を離れ妻もこれからは好きなことをして暮らすと楽しみにしていた矢先の出来事でした。
妻がまだ四十四歳にして、ガン末期と聞かされた時には、大変ショックで、暫くは仕事も手につきませんでした。
しかし、●●も入院中には毎日子供達に囲まれ、これまでにない充実した日々を送らせて頂きました。 先生や看護婦さんの懸命の御介護で、体の苦痛も少なく、やすらかなうちに静かに息を引き取る事が出来ました。
こ れまで●●は妻として母としてほんとうによくやってくれたと思います。そして「みんなどうもありがとう、本当にありがとうね」と言ってくれたのが、何よりの慰めでございました。
こ れからは残る二人の子供と一緒に生活してまいりますが、何分男手一つでは 何かと不行き届きも多い事と思いますが、どうか、これまで同様のお付き合いを頂きますようお願いいたします。
皆様本日はどうもありがとうございました。

在職中に死亡した場合 (喪主に代わっておじ)
皆様本日はご多用中の所、多数お集まりいただきまして、誠にありがとうございました。 遺族・親族を代表いたしまして、一言ご挨拶申し上げます。
私は亡き●●■■の弟・△△でございます。本来ならば、喪主の○○がご挨拶申し上げるところですが、 いまだ学生の身でございますので、私が代わりましてお礼の言葉を述べさせていただきます。
故人は○○年に○○ 株式会社に入社させて頂き、定年後も○○株式会社にお世話になっておりましたが○月○日、心不全のため他界いたしました。在職中には会社の皆様方には大変お世話になり本日の葬儀も社長様はじめ社員の皆様方のご懇情によりましてかくも立派に営む事が出来ましたことを大変有り難く思っております。
このように多くの方々に見送られてあの世とやらへ旅立つ事が出来、兄もきっと喜んでいる事と思います。これからは我々、親族が何かと力を貸して、子供達が立派にやってゆけるよう父の志を継いで行ける様
心掛けてまいりいますが、皆様方には何卒これからも、父在世中と同様変わることなきご厚情を賜りますよう心よりお願い申し上げ、お礼の挨拶とさせていただきます。
どうも本日はありがとうございました 。

初七日法要を終えて 〜一般的なスタイルとして〜
喪主(もしゅ)として一言ごあいさつ挨拶申し上げます。只今○○寺様(お寺の名前)よりご丁重(ていちょう)な初七日のお経を賜(たまわ)りまして、これで無事父も成仏してくれた事と思います。
お骨になってようやく、元気だった父がもはや帰らぬ人となった実感が少し感じられるようになりました。容体が急変しました一昨日依来、皆様には大変お世話になりました。
お蔭様で葬儀も滞(とどこお)りなく済ます事ができ、お礼の言葉もございません。
あまりに突然の事でこれから先のこととて考えてもおりませんが、皆様方のご指導のもと家族力を合わせ、一生懸命父のあとを守ってゆこうと思っております。どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。
十分な用意も出来ませんでしたが、父の好きだったお酒だけは十分用意いたしましたので生前の思い出などをお聞かせ頂きながら、 初七日のひとときをお過ごしいただければと存じます。
本日はまことにありがとうございました。

葬神落とし(会食)の前に
本日はご多忙の中、亡き母の葬儀にお集まりいただきありがとうございます。
皆様のお力添えのおかげで無事葬儀を終え ることができました。
ささやかではございますが、精進落としのお膳を用意いたしましたので、お時間の許す限 り、おくつろぎいただければと存じます。
本日はありがとうございました。

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